「関西に1日しかないけど、神戸も大阪も京都も行きたい!」
そんな旅行者向けに、無理なく・効率よく・楽しく三都市を巡れる
『最適化された1日モデルコース』を紹介します。
京都は 清水寺・祇園に絞って、移動のムダを限界まで減らしたルートになっています。
🕒 全体スケジュール(タイムライン早見表)
| 時間 | 行程 |
|---|---|
| 9:00 | 神戸・三宮駅スタート |
| 9:15–10:00 | 北野異人館街(風見鶏の館周辺) |
| 10:00–10:30 | メリケンパークへ移動 |
| 10:30–11:15 | メリケンパーク(BE KOBE) |
| 11:30–12:00 | 神戸 → 大阪(JR 新快速) |
| 12:00–12:30 | 梅田 → なんば駅(グリコ前) |
| 12:30–13:00 | 道頓堀散策 |
| 13:00–14:30 | ランチ(たこ焼き or 串カツ) |
| 14:30–15:00 | 大阪 → 京都(JR) |
| 15:30–16:30 | 清水寺 |
| 17:00–18:00 | 祇園散策 |
| 18:00– | 祇園近くの木屋町、京都駅、京都河原町駅などでディナー |
神戸パート(9:00〜11:30)
1. 北野異人館街(9:15–10:00)
洋館が並ぶ異国情緒あふれるエリア。
限られた時間では 風見鶏の館周辺を回るだけで雰囲気を味わうことができます。
坂道から神戸の街並みを見下ろすことができ、レンガの洋館が写真映えするためSNSでも人気の観光地です。
・北野異人館街→メリケンパークへの移動手段:
北野異人館街からJR三ノ宮駅まで徒歩で歩き、JR神戸駅へ向かいます。
JR三ノ宮駅では元町方面や神戸駅方面と電光掲示板に記載がある電車に乗車(乗車時間3分・料金150円)ください。
JR神戸駅からメリケンパークへは徒歩約15分となります。
2. メリケンパーク(10:30–11:15)
メリケンパークには、神戸ポートタワーや神戸海洋博物館といったランドマーク、写真撮影で人気の「BE KOBE」モニュメント、神戸港震災メモリアルパークがあります。
周辺には、水族館のátoa(アトア)、商業施設のモザイク、海上クルーズ船の発着所などがあり1日中楽しむことも可能です。
今回は1日で神戸・大阪・京都を制覇するプランですので、BE KOBE モニュメント→神戸ポートタワー→海沿いの散歩がおすすめです。
30分だけでも神戸の海×街の雰囲気が一気に味わえることが魅力です。
・メリケンパーク→なんば駅(グリコ前)への移動手段:
JR神戸駅に戻り、JR大阪駅(新快速・乗車時間33分・料金460円)まで向かいます。
大阪駅で一度下車し、駅構内の表示から大阪メトロ御堂筋線梅田駅へ向かいます。
梅田駅到着後は『天王寺・なかもず行き』方面の電車(乗車時間10分・料金240円)に乗車すると『なんば駅』に到着です。
大阪パート(12:30〜14:30)
3. 戎橋(グリコ前)12:30–13:00
大阪メトロ御堂筋線なんば駅に到着後、北東改札を出て14番出口に進むと最短ルートでグリコ前に到着することが可能です。
大阪の象徴ともいえる撮影スポットで、道頓堀の派手な看板が立ち並び、歩くだけでも楽しいエリアです。
ぜひグリコ看板で写真撮影を行いド派手なネオンでTHE 大阪感をお楽しみください!
4. 大阪ランチ(13:00–14:30)
短時間で済ませたいなら たこ焼き・串カツがおすすめです。
たこ焼きであれば『はなだこ・会津屋』などの歴史あるお店、
串カツであれば『串かつだるま・串カツ田中』などのチェーン店が人気です。
なんば駅周辺は飲食店も多いため、散策しつつ気になったお店に入ることもおすすめです。
・なんば駅→京都駅への移動手段:
大阪メトロ御堂筋線なんば駅に戻り、大阪メトロ御堂筋線梅田駅(乗車時間10分・料金240円)へ向かいます。
梅田駅で下車後、駅構内の表示を見てJR大阪駅へ。
JR大阪駅到着後、JR京都線(東海道本線)の新快速である電車に乗車し京都駅(乗車時間30分・料金580円)へ向かいます。
京都パート(15:30〜18:00)
京都は「清水寺 → 祇園」の順に回るのが最適です。
歴史的な神社仏閣、美しい庭園、景観、グルメなど、様々な魅力をぜひお楽しみください。
・京都駅→清水寺の移動手段:
京都駅から清水寺はバスでの移動がおすすめです。
JR京都駅中央口を出て正面にバスターミナルがありますので、『市バス206 清水寺・祇園・百万遍・北大路バスターミナル』をお探しください。
上記のバスに乗車すると清水寺に到着(乗車時間16分・料金230円)します。
5. 清水寺(15:30–16:30)
世界遺産であり、京都を象徴する絶景スポット。
清水の舞台からの絶景、パワースポットの音羽の滝、美しい朱塗りの仁王門、など観光スポットとして大人気です。
二年坂・三年坂と呼ばれる石畳の道に歴史的な町並みが続く散策エリアもあり、お土産物屋さんや甘味処が並びます。
八坂の塔をバックにした写真が人気でインスタ映えスポットとしても有名です。
・清水寺の料金
本堂を含む境内エリアに入場するには拝観料が必要です。
清水寺の拝観料は、大人500円、中学生・高校生・小学生200円です。
・清水寺→祇園の移動手段
清水寺から祇園までは徒歩がおすすめです。
約20分歩きますが、京都の街並みを楽しみながら移動できます。
6. 祇園(17:00–18:00)
夕方の祇園は、京都らしさが最も美しく感じられる時間帯です。
石畳の道沿いには、紅殻格子の町家や老舗のお茶屋が立ち並び、伝統的な景観が色濃く残っています。
中心となる 花見小路は、格式ある料亭や舞妓さんが行き交うことで有名で、歩くだけで京都の雅な雰囲気を味わえるエリア。
さらに少し足を伸ばすと、撮影スポットとして人気の 白川南通りがあり、川沿いに続く石畳と町家の柔らかな灯りが相まって、特に夕暮れ時は絵画のような美しさです。
清水寺からの動線も良く、散策しながら『古都・京都の空気感』をじっくり感じられるひとときになります。
・祇園→京都河原町駅の移動手段
徒歩10分で到着するため、夜の京都の雰囲気を味わいながら歩くことをお勧めします。
・祇園→京都駅の移動手段
約10分毎にバスが発車されるため、バスでの移動がお勧めです。
乗車時間は約16分、料金は230円です。
まとめ
1日という限られた時間でも、神戸の異国情緒 → 大阪のエネルギッシュな街並み → 京都の伝統美という『三都市それぞれの魅力』をしっかり味わえる欲張りコースです。
また、「関西を1日で効率よく回りたい」**「神戸・大阪・京都の回り方が知りたい」**という旅行者にも最適なルートです。
移動ルートを最適化しているため、移動のストレスが少なく、清水寺の絶景、祇園の夕暮れ、など、関西を代表する名所を効率よく巡ることができます。
短い滞在でも、神戸・大阪・京都らしさをぎゅっと凝縮した旅にしたい方には、まさにベストな1日プラン。
初めて関西を訪れる旅行者はもちろん、時間がないけれど色々周りたい人にもおすすめです。
また、大阪には『大阪城・海遊館・通天閣、京都には 金閣寺・銀閣寺・嵐山』など、まだまだ魅力的な観光スポットが多数あります。
旅のスタイルや興味に合わせて、このモデルコースをベースに自由にアレンジしてみてください。
