那珂湊〜大洗〜日立は、「海鮮で腹を満たす」「海の生き物で癒やされる」「海を眺める」が1本につながる、王道だけどおすすめの海沿いルートです。スポット同士の相性が良く、朝から夕方まで“気分の上がり方”が自然に右肩上がりになること間違いなし。 道中は景色が美しい 国営ひたち海浜公園 に立ち寄って、海風を感じながら散歩するのも優雅な休日になります。市場で美味を堪能してからの 公園の開放感、水族館の没入感、絶景駅の余韻という流れで日帰りでも「旅した感」がしっかり残ります。
◯ おすすめスケジュール
※時間は目安。各施設の営業時間は日程で変わるので、必ず公式で最終確認してください。
- 09:00 那珂湊おさかな市場(朝ごはん兼ねて海鮮を満喫)
- 11:00 国営ひたち海浜公園(散歩+景色枠/季節の花が当たれば大当たり)
- 12:30 昼ごはん(茨城ソウルフードで地元を感じる)
- 14:00 アクアワールド大洗(屋内でゆっくり・天候リカバリにも)
- 17:30 日立駅(展望→SEA BiRDS CAFEで海を見ながら夕日を)
◯ おすすめスポット紹介
1. 那珂湊おさかな市場(ひたちなか)
漁港前にお店が集まる、朝からテンションが上がる市場。朝イチに行くほど、活気と選択肢が強いです。市場の案内では営業時間が 7:00〜17:00 とされ、店舗ごとに営業時間や休みが異なる点も明記されています。アクセスは、JR勝田駅→ひたちなか海浜鉄道「那珂湊駅」から徒歩10分の案内があります。
おすすめの回り方はシンプルで、まずは一周して“相場感”と“食べたいもの”を決めてから買うのが失敗しにくいです。いきなり決め打ちせず、軽く見て回るだけで「今日はこれだ」が見つかります。食べ歩き派も、しっかり食事派も成立するので、同行者の好みが違っても強いスポットです。
2. アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗)
関東最大級クラスの水族館。営業時間は基本 9:00〜17:00(最終入館16:00)、冬季の主な平日は 9:00〜16:00(最終入館15:00) など季節で変わります。 入場料は 大人2,300円/小・中学生1,100円/幼児(3歳以上)400円。 また、例年6月・12月にメンテナンス休館日がある旨も公式が案内しています。 ここは「見どころを全部追う」より、自分の好きな展示を深めるほうが満足度が高いタイプ。気になった水槽の前で立ち止まって、“ぼーっとする時間”をあえて作ると、旅の疲れがすっと抜けます。雨の日・寒い日でも成立するので、予定が崩れにくいのも安心ポイントです。
3. 国営ひたち海浜公園(ひたちなか)
那珂湊と同じ「ひたちなか」側で組み込みやすい定番。 開園時間は季節で変動し、休園日は原則「火曜(祝日の場合は直後の平日)」などが公式にまとまっています。 入園料は 大人(高校生以上)800円/シルバー(65歳以上)560円/中学生以下無料(季節料金の案内あり) と公式が提示しています。
海浜公園は“とにかく広い”ので、初めてなら 「今日は散歩の日」と割り切って、見どころを1〜2エリアに絞るのがおすすめ。花のシーズンはもちろん、そうでない時期でも、空の広さと海風だけで十分に気持ちいいです。市場と水族館の間に挟むことで、体も気分もリセットされて後半が楽になります。
4. 日立駅
“駅なのに絶景”が記事映えします。ガラス張りで太平洋を一望でき、ブルネル賞やグッドデザイン賞などの受賞に触れられる切り口も強いです。 駅直結の SEA BiRDS CAFE は、日立駅東口側・徒歩1分の案内があります。
日立駅は「観光地に行く」というより、景色を見に行くという目的が似合う場所。夕方に入ると海の色が変わっていくので、同じ景色でも時間で表情が変わります。旅の最後にここを置くと、“写真の締め”だけでなく“気持ちの締め”にもなって、満足度が一段上がります。
◯ お昼ご飯・おやつに入れたい「茨城ソウルフード」を紹介
茨城の食は、海鮮だけじゃなく“地元の定番メシ”が強いのも魅力。今回のルートに合わせるなら、昼〜おやつのどこかで1つ入れるだけで「旅の濃さ」が一段上がります。
- スタミナラーメン(あんかけ系):ひたちなか・水戸あたりで親しまれてきたご当地麺で、発祥や広まりについても地域の ラーメン文化として語られています。
- つけけんちん(つけけんちんそば):具だくさんの温かいけんちん汁に、冷たいそばを“つけて”食べる茨城の郷土料理。秋冬の満足度が特に高いです。
- あんこう鍋(冬の味覚):大洗は“あんこう鍋”が冬の代表格として紹介され、店ごとの味の違いも楽しめます。
- 納豆系(そぼろ納豆):水戸の伝統料理として、納豆+切り干し大根を漬け込む「そぼろ納豆(しょぼろ納豆)」 が紹介されています。
- 大洗の みつだんご(たらし):大洗発祥の和菓子として観光協会でも“町民のソウルフード”として紹介されています。
◯ まとめ
朝は那珂湊で海の幸を味わい、昼はアクアワールドで癒やされ、夕方は日立駅で海を眺めて締める -茨城の海沿いは、1日で「おいしい・楽しい・きれい」がきちんと揃うルートです。途中で海浜公園を挟むことで、歩く・休む・眺めるがバランス良く整い、日帰りでも“旅の余韻”まで持ち帰れます。季節によって景色も体験も変わるので、ぜひ何度でも“自分のベストな茨城”を見つけてみてください。
