【宿泊予約】ホテルのタイプで空きが違う!?やさしくわかる選び分けと予約のコツ(2025年版)

2025-10-08

概要

最近の観光庁データを見ると、2025年8月の全国の客室稼働率は65.9%でした。 タイプ別ではビジネスホテルが76.8%、シティホテルが75.4%、リゾートホテルが67.5%、旅館が45.8%、簡易宿所が38.8%と、都市型ホテルの埋まりやすさが目立ちました。 都道府県で見ると大阪万博の開催もあり、大阪府が75.2%で全国最高でした。 さらに、外国人の延べ宿泊者数は7月が1398万人泊、8月1353万人泊とボリュームが大きいのが直近の傾向となります。 本記事ではこれらの情報を踏まえて、ホテルの予約で失敗しないために抑えておくべき要点をまとめていきます。 ※これらは観光庁「宿泊旅行統計」の最新値(7月:第2次速報、8月:第1次速報)に基づくものです。

タイプ別の特徴とおすすめの予約方法

◯ ビジネスホテル

・特徴:
駅に近く、機能重視のところが多いので、出張と観光のどちらの需要も集まります。

・ポイント:
週末やイベント日は動きが速いので、3〜6週前に予約するのがおすすめです。また、出発の2〜3日前であっても選択の幅は狭まりますが、空室がある可能性はあります。ベッドタイプやビューの指定(オーシャンビューの部屋は比較的高い傾向)をいったん外すと選択肢が広がります。

・おすすめ予約サイト:

◯ シティホテル

・特徴:
シティホテルは眺望や設備、ブランドで選ばれることが多く、価格が上がりやすいのも特徴です。

・ポイント:
桜や紅葉、連休などの繁忙期は4〜8週前、通常期は2〜4週前を目安に予約するのがベターです。まずは広く比較し、最後に公式サイトの会員プランや連泊割を照合すると、同じ条件で実質お得になることが少なくありません。

・おすすめ予約サイト:

◯ リゾートホテル

・特徴:
リゾートホテルは季節の影響が大きく、オンシーズンは一気に埋まり、オフは余裕が出ます。

・ポイント:
夏休みや年末年始は4〜8週前に、オフ期の平日は1〜3週前でも間に合うことが多いです。直前は天気予報で動く人が増えるため、晴れ予報が出た直後にキャンセル戻りを拾うのがコツです。休日を日月にずらすだけでも取りやすさと価格が落ち着きます。

・おすすめ予約サイト:

◯ 旅館

・特徴:
旅館は部屋数が少なく、土曜や連休は早く埋まりますが、平日は空室に戻ることも多いタイプです。

・ポイント:
3〜6週前に候補を決め、2〜3日前に直前の放出をチェックする二段構えが向いています。食事内容やアレルギー、到着時刻、貸切風呂など、細かな希望は電話や公式サイトでの直接相談が通りやすく、満足度が上がります。

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◯ 簡易宿舎

・特徴:
簡易宿所(ホステル/ゲストハウス)は価格重視で、部屋の回転が速いのが特徴です。
・ポイント:
週末やイベント期は1〜2週前、それ以外は数日前〜前日でも現実的です。個室にこだわらず、男女別→ミックス、ドミトリー→個室などタイプを柔らかくすると選びやすくなります。静かさや清潔度、荷物預かりの可否はレビューをしっかり確認すべきでもあります。
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まとめ

都市型(ビジネス/シティ)は「早めに予約」、非都市型(リゾート/旅館/簡易宿所)は「日付や曜日を少しずらす→直前の戻りを活用」という考え方で、ホテルの取りやすさと価格がぐっと改善します。 大阪や東京のように稼働が高い日は、周辺エリアに分泊するだけで難易度が下がることも覚えておくと安心です。